そしてまた一年が経ち

はてなブログがまたメールをくれた。また一年が経ったと。

364日前の自らの投稿を読み胸が苦しくなった。そうだよね、と頷きながら話を聞いてあげたい。

私と恋人は婚約を(ほぼ)した。指輪を共に見にいき、前撮りをここでしたいと彼が言ってくれたから私はドレスまで調べ始めた。

一つ前の投稿を読み思う、一度は結局彼と結婚する仕組みだったんだなと。それは一年前から決まっていなんだなと。
彼と結婚しないならどんな相手とできるだろう、と書いている時点で明瞭だった気がするけれど私は結婚自体を必要としていなかったから(それは今でも私個人においては変わらない)状況を真っ直ぐにみることが出来ていなかったんだと思う。思い返せば友人は離れ離れになる前に結婚するだろうね、と私たちのことを言った。

実はあまりまだピンと来ていない。指輪は好きだから嬉しい。ダイヤも美しい。けどドレスや、式や、子供への期待や、すべて重苦しい。はあ。打っていてもため息が出る。

自分が何故こうなったかは分かっていて、理由を解明したところで解決にはならず、嫌だ嫌だと首を振る自分の心の一部分を頬杖をついて見守っている。嫌だよねえ、と。